ほったらかし投資術を読んだ理由
- 大金を一度に資産運用に回す為、インデックス投資の概要を把握したかった
もちろん、資産運用の為です。最近マンションを購入しました。当初、保証料を払うと月々の支払いは若干安くなるので保証料を支払いましたが、その金額をローンの金利以上で資産運用すれば、ローンの実質負担額が軽くなると考え直しました。これから完成する新築マンションでローンの支払いはまだ始まってなかったので返金可能な状況でした。その額は90万円、そんな大きな金額を投資したことないので投資信託をするにあたり不安になり、この本を手に取りました。
既にNISAやiDecoで全米や全世界株のインデックスファンドは積立投資を行っております。
積立投資には慣れているのですが、多額のお金を前にするとどうしていいか尻込みしておりました。不思議なもので「本当に大丈夫?」という思いが浮かんでくるのです。
やっぱり投資は自己責任
過去に個別株を無闇に買って損失を出したり、オフシェア投資をやって後から手数料の高さに気づき、解約して多額の損失を出すなど手痛い失敗をしました。そこで、投資は自己責任で、腹落ちするまで納得してから金融商品を買うべきだと身を持って知りました。
手にした本はこちら→ 全面改訂第3版 ほったらかし投資術 著者:山崎 元、水瀬 ケンイチ
オルカン、一択!!!
結論としては、ほったらかし投資として最適な方法は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(オルカンという呼称で呼ばれることもあります)を購入すべしでした。前半は著者の投資失敗を経てインデックス投資家に至った経緯や、ほったらかし投資の実践方法やファンドの購入について説明されておりました。後半はインデックス運用に関する基礎知識やよくある質問でした。
後半は専門的な内容が多くて最初はちんぷんかんぷんでした。何度も読み返すことで漸く理解出来ました。インデックスファンドの理解が深まり、目論見書が読めるようになったことで全世界株式を買っても大丈夫だと自分自身で納得できるようになりました。
遂に購入へ・・・!
意を決して本日購入しました。
なぜ一括投資したのか。
“まとまったお金がある場合は一括投資が合理的になるケースが多い”と、後半のQ&Aのコーナーで言及されておりました。(P.168)
こちらの本を読む前から結論であるオルカン購入一択は知ってました。しかし、ファンドの概要を自分自身の頭で理解出来たことで、精神的に安定して長期保有をし、他の物事に取り組めると思いました。勿論定期的に経済のニュースには目を通すようにはしたいと思います。
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